昔ながらの職人の技
近年、様々な工作機が登場し、人の手がなくても型を作ることができるようになってきましたが、加工する型の大きさや形状により人の手で作成した方が早くできるものもあります。そして、細かい部分の整形は長年の経験と知識を有したいわゆる職人と呼ばれる人たちの技に頼る部分も多いのが現状です。
当社では、職人の技だけで仕上げるものから、CAD/CAMと組み合わせて加工するハイブリットなものまで仕様に応じてご提案いたします。
製作例
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工作機(ダイ、ブラケット、ツールホルダー、テーブル、ホイール、シリンダ….) | |
フォーク・ギア・シフト | |
カバー・コンプレッサー | |
マニホールド | |
ダクト | |
ラドル | |
ケーシング、エンドスタット | |
木ローラ(瓦用) |
木型納品までの作業の流れ
職人だけで製作
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1.打ち合わせ(図面確認) | |
2.方案 | |
3.製作(木取り、仕上げ) | |
4.検査 | |
5.納品 |
CAD/CAMと工作機を使用して製作
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1.打ち合わせ(図面確認) | |
2.方案 | |
3.CAD/CAM | |
4.木取り | |
5.工作機で加工 | |
6.仕上げ | |
7.検査 | |
8.納品 |
加工機の紹介
帯ノコ1
帯状のノコが回転し、材料を切断します。大まかな切断をする時に使用します。
サンダー1
帯状になった紙ヤスリで表面を綺麗にします。仕上げに使います。
木工旋盤1
木工用の旋盤です。瓦のラインに使う木ローラーを作成する時に使用します。
帯ノコ2
帯状のノコが回転し、材料を切断します。大まかな切断をする時に使用します。
傾斜盤
円盤状の刃物が回転し、材料を切断します。長さや幅が決まります。
手押しカンナ盤
刃が付いたローラーが回転し、木の表面を綺麗にする機械です。自動カンナ盤を使用する前に使います。
自動カンナ盤
厚みを決める時に使用します。手前から材料を入れると上面が綺麗になります。
木工旋盤2
丸物や棒状の形状を作成します。工具はノミです。
ノミ
平ノミと丸ノミです。手作業には必須の道具です。なぜかRの大きさはインチです。
手作り角度ゲージ
このゲージの上に材料をのせることにより、傾斜盤やサンダーで抜きテーパー(角度)を付加できます。
手作りコンパス
市販のコンパスでは大きい円が描けないため、手作りのコンパスを利用しています。先端はボールペンです。
ハイトゲージ
高さを測定します。ケガキに使ったり、鋳物の検査にも使います。
研磨機
ノミなどの刃物を研磨します。砥石を使うこともあります。
自動カンナ盤(小型)
短い材料は大型の自動カンナ盤が使用できないため、小型を使用します。
サンダー2
穴を仕上げるサンダー。円筒部分に紙やすりがついている。
木工フライス
木工用のフライス盤。空気の力で材料を固定する。