ＦＤＭ方式の３Ｄプリンターのサポート除去方法を説明します。パーソナルタイプもＦＤＭ方式もあるため、ここでは中山木型で使用しているSTRATASYS DimensionEliteについてです。サポートは茶色のフィラメント(材料)です。モデルのフィラメントが白色でしたら、茶色い部分は取り除くサポートになります。茶色い部分をすべて削除できれば、完成です。

サポート除去の荒取り

3Dプリンターで作成した後、手でサポートを取り除きます。細いとことは要注意ですが、大まかなところはバリバリ取ります。机の上で作業するのですが、サポート材はかなり飛び散ります。こんなところまで？と思うくらい飛びます。必ず床は後で掃除します。サイクロン掃除機が大活躍です。

サポート除去の仕上げ

ネジの下穴などがあると、手では取れません。アルカリ溶液に漬けて溶かします。3時間以上は必要です。このアルカリ溶液は最終的に廃液になるのですが、これが無いとサポートは全て取れません。綺麗に取れたら水に漬けて置いておきます。乾燥後、必要に応じてペーパーを使います。この作業は、パーソナル３Dプリンターを知っている人が見れば「工業用は、簡単だ！」と思います。（私もそうでした）

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