愛知県岡崎市にある、愛知教育大学付属岡崎中学校の生徒が社会科追究学習として、中山木型の3D造形事務所に取材に来られました。2016年9月27日に、男子生徒4人(3年生)。28日に、女子生徒3人(2年生)の計7名です。学年が違うので、たまたま連日の取材になっただけのようです。アポイントも先生ではなく、生徒からです。今の中学生、凄いですね。
この社会科追究学習は、先生の手紙だと「教科書の内容にとらわれずに、子供の身の回りに潜んでいる様々な社会的事象を取り上げ、個人で追及を深め、それを学級全体で意見交流し、学びを深めていく授業を展開しています」とのことです。(何十年前ですが・・・)私の中学生のころは、教科書の内容だけで意見交流なんて無かったと思います。どんなかたちでも、ものづくりに興味を持ってもらえるのは嬉しいですね。
取材の内容は
- 伝統工芸と3Dプリンターについて
- なぜ、3Dプリンターの仕事をはじめたのですか?
- 3Dプリンターは、今後どうなるのか?
- フード3Dプリンターをどう思うか?
- 3Dプリンターで製品を作ると「愛」がないのでは?
など、他にもたくさんの質問を事前に考えて取材に来られたようです。もちろん私の回答が100%正解ではないのですが、参考にしてもらえれば良いなと思います。
滞在時間は長くなってしまいましたが、3Dプリンターで製品を作成し仕上げをしました。3Dプリンターは電子レンジのように「チン!」で完成ではなく、造形後はサポート材を取り除く作業など、見えない作業があるのが体験できたと思います。完成した製品はプレゼントしました。これで3Dプリンターの体験セミナー・・・・ではなく取材は終わりです。
作ったのは下記の画像の製品と、もう1点(写真を撮り忘れました)。
社会科追究学習の取材訪問のまとめ
来てくれた中学生が優秀だったのでしょうか?アポイントから取材、そして挨拶まで問題なしです。たまには、こんな取材も良いですね。私も勉強になりました。
来てくれた生徒さんたち、頑張ってね!!