中山木型の3Dプリンター Stratasys Objet30Primeで出力したアクリル製品を、染色する話です。3Dプリンター出力サービスでは、アクリル(白)、アクリル(透明)、PPライク樹脂が人気で問題ないのですが、たまに色を希望されるお客様がいます。色は塗装することも可能ですが、大量の製品を塗装するのは大変です。そこで染色するオプションを準備しました。
染色するのに必要な物を購入
染色って、染め物のイメージですがどこに売っているのでしょう?ホームセンターに何件か見に行っても、ありません。塗装コーナーに行っているのが悪いのか?ネットで検索すると販売しているので、ネットで買えばいいのですが・・・・早くテストしたい!電話した方が早いと思い何件か電話すると在庫ありにヒット!!東急ハンズ名古屋店でした。近所には無かったです。
染色する前準備
染色液を3色(緑色、黄色、青色)とビーカー、温度計を準備しました。原液を水と1:20の割合でまぜ、60度くらいまで温める・・・・この温度がとても重要です。温度が上がりすぎると製品が変形するからです。温度が低いと染色する時間がかかります。まるで科学の実験ですね。時間・調合・温度など何回もテストし、納得できるまでになりました。
染色した感想
綺麗です。ただし、染色後は匂いがします。時間がたつと気にならなくなります。注意点としては、積層面が目立つので仕上げが必要です。あと、サポートは綺麗に取り除かないとブチになります。サポートは染色できないようです。
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838