あなたのまわりにあるプラスチック製品を気にしてみたことありますか?製品の表面をよく見ると、シワ模様がありませんか?それ、シボ加工と言われる処理がされています。シボ加工の特徴は、高級感・滑り止めなどです。
シボ加工できないなら塗装する
3Dプリンターで製品を作成すると、どうしても表面はツルツルになってしまいます(CADからSTLデータを作成するとシボが無いため)。もちろん試作品として作成するのならツルツルでも問題ないのですが、最終の確認用であれば量産品に近い物が欲しいですよね。そんな時は、3Dプリンターから出力した製品にシボ加工風に塗装します。今回は、シボ加工の1つである梨地(なしじ)風にする梨地塗装を紹介します。
■3Dプリンター作成された製品(アクリル 白色)
■3Dプリンターで作成したアクリル製品に、梨地(なしじ)塗装
どうですか?塗装しただけで、高級感がでました。(写真だとわかりにくい?)
3Dプリンターの製品に塗装する・・・現状
現状、3Dプリンターで梨地塗装をする場合をまとめてみました。
- 製品のリアル感は、塗装した方が良い
- 製品に塗装するので、少し厚くなります。穴や組み付けなどは注意が必要
- UVプリンターでもシボ加工風も可能。高さの制限があるため、製品によっては塗装
- 3Dプリンターの積層が目立つようになります。仕上げ処理は必須
長所・短所があるため、製品の形状で判断した方が良さそうです。
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