3Dプリンター使いの上原です
3Dプリンターで作成した透明製品で困っている人からのお問い合わせがあります。
お問い合わせがある方は、他社の3Dプリンターサービスを利用した方です・・・・。
中山木型では、3Dプリンターで透明製品をいろいろ研究しましたから
困っている方の気持ちもわかります。
ちょっとクセがありますからね!
どんなお問い合わせがあるか、ご紹介します。
Q1)3Dプリンターで、△△社に透明製品を作ってもらったが、黄色い
A1)他社で作っているので何とも言えませんが、黄色い具合によっても違います。
まず、半透明な黄色材料だとガラスのような透明にはなりません。
作った3Dプリンターの材料をご確認ください。
「透明材料で作成したよ!」と言う方は、数日後に黄色が取れていないか確認ください。
完成品は、黄色っぽくても時間がたつと透明になる材料もあります。
Q2)3Dプリンターで、〇〇社に透明製品を作ってもらったが、白く半透明
A2)こちらも、他社で作成しているので何とも言えませんが
形状によって、「白く半透明になる製品」と「透明な製品」に分かれます。
この場合は、形状を見れば作る前に判断できます。
仕上げで透明に・・・と思う方もいらっしゃいますが
仕上げができない形状もあるため、事前に形状を確認する必要があります。
Q3)透明製品の仕上げだけ作業してもらえないか?
A3)これは、現在お断りしています。
製品の作成と仕上げを込みで、1つのサービスと考えているからです。
透明な製品が必要な場合は、製品の作成から中山木型にご相談ください。
透明材料で、なぜ透明にならないのか?
透明な材料なのに、なぜガラスのように透明で無いのか?
なぞなぞみたいですが
それは、屈折率の影響です。
3Dプリンターは、積層で製品を作成します。
積層ピッチが細かくても、段々になっています。
その細かい段々が、光の屈折によって白っぽく見えます。
屈折率?と思う人は
水の中に、(半)透明製品を入れてみてください。
理想の透明度になると思います。
た・だ・し・・・・乾くと元に戻ります。
白っぽく、濁らないようにするためには、仕上げる必要があります。
特に、サポート材と接触していた部分は!!
※指が届かない形状は、仕上げが難しいです。
いろいろな透明品をご提案している中山木型は
形状によっては、3Dプリンターではなく
切削加工でご提案する場合があります。
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838