３Dプリンターの材料に、PPライク樹脂があります。PPは、ポリプロピレンです。やわらかい樹脂で、バックルやストロー付きの水筒キャップのような、パチッ！とロックされるようなパーツに使われています。身の回りの商品でも裏側を見てみるとPPと書かれている物はたくさんあります。
ＰＰライク樹脂の特徴
弾力があるので、曲げることができます。単位は圧力・応力のMpa(メガパスカル)になります。1パスカルは、1平方メールに１ニュートンが・・・・・簡単に言うと、数値が大きくなると硬いです。
| 材料 | 曲げ強度 |
| アクリル樹脂 | 110 MＰa |
| ＰＰライク樹脂 | 59 MＰa |
ＰＰライク樹脂は、サポート除去がドキドキ
材料にPP樹脂を指定してくる人は、かなり作りこんだSTLファイルを準備されています。設計上曲がるのでしょうけど、こちらが大丈夫なの？と思うデータをあります。曲がる部分が薄いと、3Dプリンターで出力後のサポート除去はドキドキです。ちょっと力を入れるとポキっと折れることがあるからです。溶液でサポートを溶かしても、最後の最後でポキっと折れたら悲しくなります。
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