中山木型が木型作成に使っている接着剤の話です。別に気にならないかもしれませんが、お付き合いください。
3種類の接着剤
中山木型では、3種類の接着剤を使い分けています。1つ目は、は木工用の接着剤です。木工用ボンドと言った方が良いでしょうか?白色のドロっとした物です。乾くと透明になります。冬は乾燥時間がかかります。2つ目は、瞬間接着剤です。有名な接着剤ですが「木型用」と書かれています。木だけでなく、ケミカルウッドにも使用します。市販と同じで手にくっつくと、簡単に取れません。3つ目は、A剤とB剤を混ぜるタイプです。混ぜると化学反応で接着する力がうまれます。材質が違うものをくっつけるのに使用しています。
木型用の瞬間接着剤
容器は市販と同じですが、ラベルに「木型用」とかかれているのを見た時はビックリしました。成分が違うんでしょうね。わかんないけど・・・・。工作機で加工する時は瞬間接着剤は必要です。金型だと電極で処理をする工具の届かない場所を、木型だと問題なく加工します。もちろん、そのままでは加工できないため何回かに分けて加工します。例を出すと、高さ100mmまでを1回目に加工。次に、1回目に加工した材料と、2回目に加工する材料を瞬間接着剤でくっつけます。2回目を加工・・・。となるわけです。工作機の限界もありますが、何段でも加工可能となります。欠点としては、設計変更があった場合は工具の届く範囲です。
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有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838