3Dプリンターで作成した建築模型には、家具が何もありませんでした。材料の色だけのため、単色で少し寂しいです・・・・と言うことで家具を作ることになりました。とりあえず「机」と「イス」です。
CADで3Dプリンター出力用のデータ作成
作成する机とイスは、CADで作成します。寸法は、普段使っている机とイスをメジャーで測定します。机は簡単に「縦x横x高さ」ですが、イスはデザイン的な物は難しいので床からの高さ・全体の大きさだけ参考にしています。完成したのはこんな感じです。
いまどき、どこにこんなカクカクの机やイスが・・・・3Dプリンターのサポートを取り除く手間を考えると、これくらいシンプルの方が良いです。あとは縮尺(1/50)するだけなのですが、脚の部分が1mmになってしまいます。作れることは作れるのですが、サポートを楽に取りたいため2mmに変更しています。
3Dプリンターに出力する注意点
次に、3Dプリンターで出力・・・・となるのですが、小さい物だからと油断すると、後で後悔します。3Dプリンターの自動配置機能を使うと、高さ(Z)が低くなるように配置します。イスだと寝かした配置になります。早く完成するし材料も最小になるのですが材料は「アクリル透明」なので綺麗に見せるためイスを立てた状態に変更します(CADで作成した配置と同じにする)。説明しにくいですが「ちょっと考える!」と言ったところでしょうか?
3Dプリンターで出力後の仕上げを考え中
写真のアクリルは黄色く見えます。これは、3Dプリンターで出力後すぐに写真を撮ったからです。何もしていないと初めはこんな色をしています。時間がたてば黄色が無くなってきます。フォトブリーチ処理をすれば早く色をとることも可能です。これから、染色してカラフルな家具にするか?考え中です。。
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