3Dプリンターのインクジェット方式で作成された、サポート材を取り除く道具の紹介です。インクジェット方式は、「指定した材料」と「サポート材」で製品を作成します。サポート材は完成すると不必要なため取り除きます。と言っても、3DSystemsの機械は熱で溶かすので、Stratasysの機械限定になります。限られた人向けの情報ですね(笑)
サポート材の取り除き方
サポート材は、半透明の白っぽい色をしています。製品に細い形状が無ければ、簡単に手で取れます。穴や薄い部分は取りにくいです・・・・そこで道具を使います。以前は、子供用のネンドベラを数種類使っていましたが止めました。力が入りやすいため、製品がポキっと折れることがあったからです。何時間も作成に時間がかかったのに、サポート除去で製品が壊れると悲しいです。
サポート材を取り除く道具①
1つ目の道具紹介は、竹串です。100円ショップで売っている物で十分です。そのまま使用しても良いですし、先端をカッターで少し加工してマイナスドライバーのようにしても良いです。製品の方が硬いので、傷がつきません。力を入れると竹串が折れます。竹串が入らないような穴も、カッターで加工して細くしてから取り除きます。小さい穴があると裁縫に使う針を使いたくなりますが、針って意外と太いです。竹串は種類がありますので、使いやすい物を探してください。ちなみに私は近くにあるSeria(セリア)で購入しています。
サポート材を取り除く道具②
2つ目の道具は、歯ブラシです。これ使っている人多いです(3DSystemsの機械を使っていても)。100円ショップで購入できます。竹串は荒取りでしたが、最終仕上げに使います。歯ブラシも子供用だったり、歯間ブラシだったり、形状に合わせて使います。硬さも「ふつう」が使いやすいです。小さい子供の仕上げ磨きの気持ちで綺麗にします。
歯ブラシでも仕上げができない時に使う道具
これは個人的ですが、台所の掃除道具を使っています。細い注ぎ口用・・・Seriaの社員ではありません(笑)。ブラシとスティックで、歯ブラシが入らない小さい穴に対応できます。
仕上げの道具まとめ
3Dプリンター出力サービスをしていると、いろいろな形状を作成します。そんな中で今おススメのサポート材を取り除く道具「竹串」「歯ブラシ」を紹介してみました。今回紹介した道具以外にも便利な物はあるかもしれません。また何か新しい道具を発見したら、またブログにアップしますねぇ〜。
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