3Dプリンター使いの上原です
設計(構想)段階の製品を、3Dプリンターで作成し確認する。
これは、有効的な3Dプリンターの使い方の1つです。
3Dプリンターを使わなくても、CADを使って確認することはできますがパソコン上のこと・・・
やはり見て確認したいですね。特に、組み付けの確認。
■通常の量産品を作成する方法(簡単に説明)
①設計
②金型作成
③試作成形
④組み付け等の確認 ※問題があれば①に戻る
⑤量産する
になります。
①から④の回数が少ないのが理想です。
■3Dプリンターを使った量産品の作成方法
①設計
②3Dプリンターで製品を作成
③組み付け等の確認 ※問題があれば①に戻る
④金型作成
⑤量産する
になります。
①から②で、製品の問題点を解決できます。
3Dプリンターを使う効果は、2点。
- 設計時間の短縮!!
- 製品が完成するまでのトータルコストがダウン!!
3Dプリンターの販売店さんが言いそうなキャッチフレーズですが
本当の話です。
※中山木型では、3Dプリンターは販売していません。3Dプリンターを使った出力サービスです。
1番大きいのは、設計時間の短縮です。
試作品を作成するための3Dプリンターの活用ですね。
では、なぜタイトルにコストダウンを狙うと付けたのか?
それは、3Dプリンターは画期的な機械なのですが、材料費などのコストを考える必要があるからです。
いくら設計時間が短縮できても、コストが大幅にアップしては元も子もないです。
何回作成まで大丈夫なのか?確認した方が良いです。
あと注意して欲しいのは、3Dプリンターの材料と、射出成形の材料は違うものです。
同じ「ABS」「PP」と言っても、耐熱・強度など違いがあります。
3Dプリンターで作成した時は大丈夫でも、量産する前に1度確認をしてください(重要)。
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838