3Dプリンター使いの上原です
みなさんは、製品化で必要な試作って、どのようにされていますか?
3Dプリンターを使った出力サービスをしている中山木型では
試作の作成依頼が増えてきました。
年末だから?
構想設計や製品設計の物が多いので、量産のための試作と言うより
形状確認用の模型と言った方が良いかもしれません。
と、言っても・・・・
3Dプリンターを使っている人間が言うのも変ですが
何でもかんでも、3Dプリンターで作る必要はないです。
- 予算はいくらなのか?
- 納期までの日数が重要なのか?
- 綺麗さを重視するのか?
- 強度は必要なのか?
- 何個必要なのか?
- 透明な製品なのか?
- 塗装する必要があるのか?
条件によって、作り方を変える必要があります。
そのため、3Dプリンターで作成依頼をされても
別な作成方法で、ご提案する場合があります。
牛丼のように、安く!早く!美味い(この場合、満足かな?)!が理想ですが
必ず、何か最優先にするものがあるはずです。
今回は、折りたたみイスを例にして「稼働する形状を確認するための試作(模型)」を考えます。
折りたたみイスは、閉じた状態と開いた状態があります。
デザインも重要ですが、各パーツがスムーズに動作するか考える必要があります。
CAD上では問題なくても、実際に製品化して確認することが重要です。
3Dプリンターで、1/1の大きさの製品を作成すると費用がかかるため
1/10で製品を作成します。
ここで注意することは、1/10に縮小することで
製品が細く、小さくなることです。
3Dプリンターで作成できる形状なのか、確認する必要があります。
スムーズに開閉ができるのか確認し、問題があればCADデータを修正します。
設計段階で修正できれば、最終的には工数の削減になります。
(費用はかかるけど・・・)
製品を使った干渉の確認は、便利ですよ!
また、3Dプリンターで作成した物で、プレゼンすることも可能です。
実際に触って、使い心地やサイズ感、重量感を確認することができますよ!
今までのやり方を、少し変えることにより
あたなの仕事が、改善されるかもしれません。
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原
電話:0566-42-4838
メール:info@nakayamakigata.com