3Dプリンター使いの上原です
2017年12月1日、「ものづくり勉強会 ~工業用CTの世界~」を
中山木型の3D造形事務所で開催しました。
前回の勉強会が、8月でしたので4ヶ月ぶりです。
参加者は、私を含めて5社5名です。
ご参加、ありがとうございました。
今回は、アドバイザーとして
いつも大変お世話になっている、静岡県浜松市の高速模型屋 代表 田中平昭様におこしいただきました。
普段から工業用CTを使った仕事をしている人がいないと、勉強会になりませんね。
その勉強会ですが、ほとんど「座談会」です。
質疑応答がメインで、マニアックな話が2時間30分(予定より30分オーバー)
いやぁ~工業用CTのこと、知っているつもりでしたが
知らない単語が出てくるから・・・・パニック
今はわかるけど、「ディテクタ」って聞いたことありますか?
基本的に、工業用CTは3Dスキャナーではデータ化できない製品に使われます。
例えるなら
お財布の表面をデータ化するのは3Dスキャナー
お財布の中身までデータ化するのが工業用CT
工業用CTで、お財布をデータ化することはありません。
あくまでイメージです。
内側をデータ化する必要があるものは、意外と多いのです。
(たとえが悪かったかな?)
製品のデータ化以外には、製品の検査にも利用されます。
製品に、巣(す)があるかも確認することもできます。
巣と言うのは、空洞のことです。
製品を製作する時に、中に空洞ができることがあります。
この巣があると、強度などに影響します。
製品を切断して検査することも可能ですが、切断しないで確認できます。
工業用CTで、困ることはデータ処理のようです。
製品をデータ化できても、それを使えるデータに処理するのが大変だそうです。
パソコンのスペックと操作する人の経験、どこも同じことで困っているみたいですね。
次の勉強会は、4ヶ月後の2018年4月を予定しています。
内容は未定なので、何かリクエストがあればご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原
電話:0566-42-4838
メール:info@nakayamakigata.com