3Dプリンター使いの上原です
2021年2月、中山木型は
3Dプリンターを使った鋳型(砂型)を作成するサービスを開始!
します。
これにより、3Dプリンター出力(受託)サービスで製作できる材料は
- 樹脂(アクリル、ABS、PP、ラバーライク等)
- 石膏
- 金属
- 砂 (鋳造用)
になります。
単純に、3Dプリンターの材料に砂が増えただけではありません。
この砂を使って、鋳型(砂型)を作ることができます。
鋳型を作成する3Dプリンターのスペック
3Dsystems Projet860を使用します。
本来は石膏で造形する機械ですが、太平洋セメント株式会社様のTCaST(砂)を使用します。
ワークサイズ | 508 x 381 x 229 mm |
積層ピッチ | 0.1 mm |
3Dプリンターで鋳型を作る際に必要な物
3Dプリンターで鋳型を作成するためには、3Dデータが必要になります。
材料が砂に変わっても、3Dプリンターに必要なモノは3Dデータです。
通常の3Dプリンターで使う3Dデータと違うところは、
製品の形状データではなく
鋳型のデータが必要になります。
✖ 鋳物の製品データ
〇 鋳型のデータ
鋳型のデータは
方案「あり」の場合 、形状・方案の両方をデータで作成します。
方案「なし」の場合 、形状のみのデータを作成し、後で方案を手作業します。
どちらでも可能です。
どのような時に便利なサービスなのか?
オススメは、【小ロット】・【短期間】で鋳物を作成したい会社様向になります。
メリットは
- 3Dデータだけで管理できるため、型保管が不要
- 木型を作成する期間が無くなる
- 設計変更が楽になる
- 方案を考える試作として使える
になります。
製品の大きさ、ロット数などで、鋳型を3Dプリンターで作成できない場合は
従来の砂型鋳造用の木型でご提案します。
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838