3Dプリンター使いの上原です。
学生さんは夏休み時期ですが、2018年8月6日(月)ー8月10日(金)の5日間
地元(愛知県碧南市)の碧南工業高校の生徒さん3名が、中山木型で「クラフトマンⅢ」の講座を受講されました。
クラフトマン・・・聞きなれないですね。
クラフトマンとは、「地域の発展に貢献する中堅技術者や後継者となる人材」のことです。
それが、工業高校の生徒さんです。
地域ものづくりスキルアップの講座が「クラフトマンⅢ」になります。
Ⅲ(スリー)なので、今回が初回ではないようですね。
なぜ中山木型で?と思われるかもしれませんが
実は、高校の先生と縁があり4月にクラフトマンⅢの説明を聞きました。
少し悩みました。
3Dプリンターで、製品を作るだけだと1日体験で終わってしまう。
データ作成から作業すると、生徒さんのスキルがわからないから
5日で終わるか?時間が読めません。
ですが、良い機会なのでチャレンジすることにしました。
地元貢献、そして高校生の生の声を聴いてみたかったからです。
なかなか、高校生の人と話す機会無いですからねーwww
工業高校の生徒さんは2年生で、男性1名、女性2名です。
みんな運動部です。
クラフトマンⅢが開催される5日間は、部活を休むそうですが
お盆は部活だそうです。
猛暑の中、運動部は大変だなぁー
内容は、3Dプリンターの基礎知識と加工技術
中山木型では「3Dプリンターの基礎知識と加工技術」を学びます。
時間は、9:00から16:00までです。
お昼休み1時間なので、実際は1日6時間の講座です。
どんなこと内容だったかをご紹介
- オリエンテーション
- 3Dプリンターの種類
- 3Dプリンターの使われ方
- 3Dプリンターの長所と短所
- 3Dプリンターで製品作成
- 3Dプリンターの掃除
- 3Dプリンターで作成した製品の仕上げ
- CADの基礎操作
- CADで、3Dデータの作成
高校の授業で、CADを学ぶのは夏休み以降のため
みんなCAD操作は、初心者です。
パソコンの操作は問題ありませんが、CADは苦労していました。
で・す・が!
5日目には、普通にCADを操作していました。
さすが工業高校の生徒さんですねぇー
時間の関係で、基礎の時間が少なく応用(3次元)をしたけど
2次元より、3次元の方が得意なのかな?覚えるの早いよ!!
3Dプリンターは、FDM方式とインクジェット方式の2機種で製品を作成。
データは、3Dプリンターのサンプルデータを使用しました。
サポート取るの大変だったと思いますが
3Dプリンターの、後処理の大変さを理解できたと思います。
綺麗に仕上げできていましたよ!!
中山木型で開催したクラフトマンⅢの感想
あっと言う間の5日間でした。
碧南で、愛知県で・・・日本で、凄く3Dプリンターに詳しい高校生になれたと思います。
残りの学生生活、社会人になったときに、この5日間が役に立ってくれれば嬉しいです。
中山木型 上原の報告書(ブログ)でした。