3Dプリンター使いの上原です。
展示会の出展は、新しいお客様と出会えたり、商品やサービスのアピールができて良いですよね。
でも、どうしたら自社のブースに多くの人が来てもらえるか?
ブースの飾り付け、呼び込み・・・悩みますよね(経験者は語る)。
出展経験のある中山木型からのご提案
そこで1つ、ご提案があります。
ブースに
インパクトのある自社製品の模型を設置
するのはいかがでしょうか?
形状にもよりますが、模型を1個だけ作成するのであれば
コスト的にも3Dプリンターで作成した方が良いです。
※3Dデータを準備していただく条件になります。
「既に、模型はあるよ!」と言われる方もいらっしゃると思いますが
評判はどうですか?飾ってあるだけではありませんか?
製品の魅力を説明する模型になっているでしょうか?
何度も言いますが、3Dプリンターは3Dデータが必要です。
3Dデータが無い場合は、3Dデータを作成する費用が発生します。
また、単純に拡大・縮小するだけが模型ではありません。
何を見せたいのか?が重要になります。
模型用の3Dデータは、どのようなことに注意する必要があるのか説明します。
わかりやすく例をあげて説明
例えば、一軒家の模型を作成するとします。
一軒家は、2D(図面)で設計されるので、3Dデータがありません。
家を購入された方は、立体的な画像を見たことがあるかもしれませんが
それはパース(イメージ)で、3Dプリンターで使う3Dデータではありません。
家の図面では、実際の数値が書かれていますので、
図面どおりにデータを作ると実際の家のサイズ(1/1)のデータが出来上がります。
実際のサイズ(1/1)で作成すると
壁の厚み | 200mm |
サッシの幅 | 31mm (参考:W1690×H970) |
レールの厚み | 3mm |
※ご関係の方々、いろいろツッコミたくなると思いますがご容赦ください
かなり細かいところが出来てきます。
模型用に1/20に縮小すると
壁の厚み | 10mm |
サッシの幅 | 1.55mm |
レールの厚み | 0.15mm |
ここで重要なのが、レール部分0.15mmを表現する必要があるのか?ということです。
一軒家の模型で見せたいところは、厚み0.15mmの箇所なのでしょうか?
家の外観、間取りなどではありませんか?
たまに、リアルな模型が良いと言われる方がいらっしゃいますが
展示会で来られたお客様は、細かいところまで見てないですよ!!
細かいところを見て、「へぇー凄いねぇー」と言ってくれるだけです。
縮尺模型は、厚みをチェックするのが超!必要です。
厚みが1mmより小さくなるところは
- 厚みを1mm以上に変更する
- 形状を無くす
など、データを編集する必要があります。
※お客様と相談して決めます。
考えて作る展示会模型
他にも、模型は
- 塗装しやすいように、パーツをわける
- 運搬しやすいように、組み立て式にする
など考えることがたくさんあります。
そのため、例えデータを支給されたとしても、そのまま使うことが少ないです。
模型作成を考えている方は、是非、中山木型にご相談ください!
図面からの3Dデータ作成はもちろん、縮尺の際のデータ編集も可能です!
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838