3Dプリンター使いの上原です
2020年12月、光造形機Form3を導入しました。
中山木型では、4台目の3Dプリンターになります。
他にも3Dプリンターを持っているのに、なぜ新しい機械を購入したのでしょう?
3Dプリンターは販売メーカーや造形方式などが複数あり
1つの機械で、いろいろな条件に合う製品を作成することができません。
条件とは
- 作れる大きさ
- 使える材料
- 作った物の強度
- 製品の綺麗さ(細かさ)
などです。
機械によっては
- 部品を作るのが得意
- デザイン的な物を作るのが得意
- 大きい物を作るのが得意
- 早く作れるのが得意
など、それぞれ得意分野があります。
「早い」「安い」「綺麗」の3拍子がそろっているのが1番ですが
それぞれ長所・短所があるため、用途に合わせて3Dプリンターを使い分けます。
積層ピッチで細かさを判断することもありますが
同じ積層ピッチでも機械によって、綺麗さが変わります。
得意な形状、不得意な形状を、事前に知っておくことが重要です。
Form3を購入したけど
定期的にご依頼いただいている製品を、もっと綺麗に作成できないか?と考えていました。
もともと持っていたインクジェット方式や協力会社さんの光造形機で作成してきましたが、
なかなか納得できる製品が出来ませんでした。
そこで、辿り着いたのがForm3です。
購入前に、テスト造形を行いました。
製品の良し悪しは、自分たちだけの目ではなく、お客様にも判断していただきました。
結果、評価が良く、購入への後押しをしてもらいました。
勘違いして欲しくないのは
これから作る全ての製品を、Form3で作成する訳ではありません。
得意な形状の場合のみ、使用します。
また、材料コストが下がるので
安さ優先のお客様には、Form3で作成することをオススメします。
Form3の仕様については、次回のブログでご紹介する予定です。
ものづくりの相談・御見積りは、無料です。
ご興味のある方は、気軽にご連絡ください。
有限会社中山木型製作所 担当:上原 電話:0566-42-4838