3Dプリンター使いの上原です。
今年で2年目になりますが、2019年も地元(愛知県碧南市)の碧南工業高校の生徒さんと
地域ものづくりスキルアップ講座クラフトマンⅢを開催しました。
期間 | 2019年8月5日(月)~8月9日(金) 5日間 |
時間 | 9:00-16:00 |
人数 | 3名 |
場所 | 有限会社中山木型製作所 |
講師 | 上原 |
個人的の感想ですが、今年は名称が「クラフトマンⅢ」から「クラフトマンⅣ」になると思っていました
Ⅲのままだそうです。なぜⅢなのか?謎ですね(笑)
中山木型で開催された去年(2018年)のクラフトマンⅢの内容はこちら
今年のクラフトマンⅢは、3Dデータを正確に作るをポイントにしました。
なぜかと言うと、3Dプリンターは3Dデータが必要です。
間違ったデータでは、間違った製品が完成します。
3Dデータは、一般的にCADでデータを作成します。
3Dプリンターの勉強をするには、3Dデータ作成を勉強することも必要です。
では、
CADで、3Dデータを作成する勉強をしましょう!!
となるのですが
CADの操作方法を憶えて、2次元から3次元まで作成するには
図面の知識も必要になります。
学校では学んでいない、図面を読み取る方法も学びます。
- 実線
- 破線
- 1点鎖線
- 平面図
- 正面図
- 側面図
など、意味を理解しながらCADを操作します。
製品作成まで学ぶことが多いですね。
でも、工業高校の生徒さんだから?若いから?憶えるのが早いです。
4日目と5日目(最終日)に、生徒さん個人でデザインしたアクセサリー(名前プレート)を作成します。
まずは、それぞれ紙にオリジナルデザインを描きます。
そして、自分でデザインした物をCADを使って3次元データまで作成します。
思ったようにCAD操作ができないと、考えたデザインと違う物になってしまいます。
ちゃんと操作できるようになったのか?の試験ですね。
完成したアクセサリーは、生徒さんの名前が入っているので画像はアップできませんが、
それぞれの個性がでていて良い感じに完成しましたよ。
いろいろ詰め込んだ5日間でしたが
今後、工業高校の生徒さんが
ものづくりを好きになってくれれば良いなと思います。
講師だった、上原の報告レポートでした。